
遺品整理や家財処分と、生前整理は、性質が全く異なります。
遺品整理や家財処分は、故人様に向けたサービスですが、生前整理は、健在なうちに行うサービスで、終活にむけての準備になります。
いま何かと話題になっている終活。
皆様は思いのほか、安易に考えているかと思いますが、遺品整理を行っている現場の我々からすると、
「こんな銀行に口座あるやん」
「携帯解約しなあかん・パスがわからん」
「保険は言ってるって言ってたけど、どこの保険にに入ってるんだ」
こんなやりとりは、毎回みますh氏、親御さんがなくなってからの、兄弟間の争いも絶えません。
昔は、個人情報の扱いが、それほど厳しくなかったので、大丈夫でしたが、昨今は非常に厳しく親族であっても本人さんの許可がないと、どうしようもないのが現実です。
そうならない為にも、終活時にエンディングノート作成し、手を打っておく必要があります。
- 生前整理を頼むメリットとデメリット
- 生前整理とはどういうことをしてくれるのか?
- 生前 整理をお願いすると、どれぐらいの費用がかかるのか?
を、遺品整理、生前整理15年の「雷太」が、書いていきたいと思います。
生前整理は、いまの時代には必須です。亡くなった後、パスワードがわからなければ、思い出の写真も見れません。
では、じっくり読んでください!
生前整理をお願いした場合のメリットとデメリット
生前整理と言うよりも、エンディングノートは、他のサービスと同じでご自身でももちろんできますので、やっておく事が必要です。
なくなってから、残された家族は大変な目にあいます。
では、メリットをまとめます。
- 亡くなる前に、決めるので、遺族間のトラブルが起きにくい
- 遺族の負担を下げられる
- いままでの人生の思い出を振り返ることができる
次は、デメリットです
- 整理に日程ある程度かかるので費用が掛かる
- 数日間連続することで体力的にも負担がかかる
いまから、大事なことを書いていきますので、しっかり読んでください!
生前整理は一緒に断捨離を行い不要なものは先に処分する
「生前整理」と「荷造り」は全く違います。
生前整理は、のメインの仕事は
「一緒に思い出を整理し、家族で思い出を楽しむという事です」
福祉施設への引っ越しの場合なども、生前整理として、一緒に生前整理士が作業を行う事がありますが、主体は
荷造りですので、1つ1つ話をしながら整理していくものではありません。
生前整理の相場は地域によって大きく変わります
田舎に行けば行くほど価格は高くなります。
まず、業者がないからです。業者がないということは、素人が、プロと名乗って行うケースが非常に多いです。そうなると、本来大事な部分である生前整理+エンディングノートの作成をhしっかり行えないと、実際に亡くなったときに無駄になります。
料金の相場は、だいたい決まっていて、
5時間(1名) | 25,000円~ |
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15時間(1名) | 75,000円~ |
30時間(1名) | 150,000円~ |
これぐらいが1名値の相場です。プロの生前整理はこれぐらいの費用は掛かります。
数十万円はかかりますが、亡くなったとき、今後の事を考えると、高くない価格ですし、
9割以上の方は、3名で30時間を選ばれます。